ハローやぎーず

~ヤギの里親募集ブログ~

ヤギ1頭を飼うために必要な土地の広さとは?

*本ページはPRを含みます。

ゼイタクを慎めば、ヒトが必要な広さは『起きて半畳、寝て一畳』なんて言うけれど・・・、いやいや、実際そんなワケな~い!f:id:helloyagies:20191222222027p:plain

 

食事くらいは一畳でできても、食料の保管場所は・・・f:id:helloyagies:20200102180341p:plainうんちはどこでするのぉ・・・f:id:helloyagies:20200102180341p:plainそして、出したウンチはどうする・・・f:id:helloyagies:20200102180341p:plainちょっとくらいは運動だってしなきゃ・・・ヒトもヤギも『起きて半畳、寝て一畳』なんてゼッタイ無理。まあ、ヒトはさておき。

 

f:id:helloyagies:20200919091711p:plainf:id:helloyagies:20191218080152p:plainヤギを飼うためには、どのくらいの広さの土地が必要? 

 

今回は、除草用ヤギ1頭に必要な生活スペースと草食みに必要な土地の面積について。これはヤギを飼う前に考えてたコトで、これからヤギを飼いたいと思っている方の参考になるかもしれないので、カテゴリーは『ヤギを飼う前に』。今現在我が家で、やや小柄なヤギ1頭の飼育に実際どのくらいのスペースを使用してるのかをカンタンおおざっぱにまとめてみます~。f:id:helloyagies:20200118182033p:plainf:id:helloyagies:20200118182151p:plain

 

 

<小屋スペース>

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我が家のヤギ小屋はすべて移動式でとてもコンパクト。f:id:helloyagies:20200919094356p:plain

ハローやぎーず-ヤギを飼う前に-山羊小屋-ヤギ小屋-広さ-面積-メス山羊むぎちゃん

雌ヤギむぎちゃんの小屋はタタミ1畳弱

 

<運動スペース>

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つなぎ飼いならリードが伸びて動ける範囲は半径1mくらい。同じつなぎ飼いでも、ワイヤーで横移動できるような係留方法なら、運動スペースとしてはかなりの広さになるかも~。f:id:helloyagies:20191218085846p:plain

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我が家の雌ヤギむぎちゃんが今使ってるリードの長さは約120㎝

ハローやぎーず-ヤギを飼う前に-土地の広さ-リード-雌ヤギむぎちゃん

https://item.rakuten.co.jp/kyoujudou/z-105/?s-id=ph_pc_itemname

f:id:helloyagies:20190730074356p:plainむぎちゃんが使ってるリードはコチラ。Mサイズ120㎝でカラーNです。10色4サイズから選べて、とってもリーズナブル!人気商品のようでちょくちょく売り切れますが、たいてい2週間くらいで再入荷されてます。

 

<おトイレスペース>

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大きめに見積もって玄関マット2枚分。うんちはあちこちに散らかしますが、我が家のやぎーずの場合、小屋にいるときはすぐ横に敷いてる『おしっこマット』でおしっこします。f:id:helloyagies:20200919092742p:plain

 

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f:id:helloyagies:20190730074356p:plain我が家のやぎーずが使ってる「おしっこマット」はコチラ。超!おすすめです。

 

おしっこマットについて詳しくは下の記事でどうぞ~。

 

<草食みエリア>

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単純計算すると1365日で3650、つまり1100くらい。もちろん、草食み場には美味しい植物がわんさか生えてるコトが大前提。草食みに必要なスペースは植物の種類で大きく変わります。草丈が低いとぜんぜん足りないし、美味しくない植物がわんさか生えてても食べないし、高木ばっかり生えててもヤギには届かないから~。

ハローやぎーず-ヤギを飼う前に-除草山羊-土地の広さ-雄ヤギじろ君

 

草食みエリアの管理については下の記事をご参考に~。

 

<雨の日用のエサ採り場>

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雨の日が続きそうなときは、あらかじめ餌を採り置きする必要があるので、いつでも複数種類の美味しい餌をたくさん採取できる場所を確保しておきます。ニオイがついちゃうので、このエリアにヤギを入れるのはNG。まさに英語のことわざにあるとおり、”Save it for a rainy day.”f:id:helloyagies:20200919092427p:plain

ハローやぎーず-ヤギを飼う前に-雨の日-ヤギ餌-広さ-面積-カヤツリグサ-フキ

雨の日用にヤギ餌を採り置きできる場所を確保

 

雨の日のヤギ餌についてはコチラの記事もご参考に~。f:id:helloyagies:20200919092503p:plain

 

 

<エサ置きスペース>

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草食みとは別に、毎日やぎーずにあげる濃厚飼料粗飼料を管理するスペース。雨雪に濡れずカビが生えずネズミや虫に食べられないことが必須条件。雨の日用の採り置きエサを何日分も置くと、けっこう場所とります~。f:id:helloyagies:20200919093139p:plain

 

濃厚飼料粗飼料の違いについては下の記事を参考にどうぞ~。f:id:helloyagies:20191218090027p:plain

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<冬期間の餌の保管スペース>

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一冬の餌の量は、3畳の部屋を天井までぎゅうぎゅう詰めにするイメージ。雨雪に濡れずカビが生えずネズミや虫に食べられないように管理できるのが絶対条件。我が家では車庫が冬の山羊エサ保管スペースになってます~。f:id:helloyagies:20200919092403p:plain

 

<糞尿処理エリア>

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我が家のやぎーずのウンチとおしっこを処理する場所は、大きくわけて下の4つ。

 

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● 小屋にいるとき、おしっこはすぐ横のおトイレスペースでして、そのまま大地に浸み込みます。うんちはあちこちに散らばるので掃き集めます。

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● 春から秋までは、掃き集めたうんちを2くらいの畑用の堆肥枠にみっちり詰めます。

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● 冬のあいだのうんちは、雨の日用のエサ採り場100坪と草食みエリア1100坪にまき散らします。

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● あと、森の中草食みエリアでは、やぎーずが草食みしながら年がら年中うっすらと肥やしをバラ撒いてくれます。

 

こんな感じで、土壌の栄養のうちヒトとヤギが食事に頂いた分はぜんぶ大地にお還しして循環します。f:id:helloyagies:20200919091945p:plain

 

<まとめ>

f:id:helloyagies:20200102132137p:plain ぜんぶ合わせて考えると、除草用の小さめヤギ1頭を飼育するのに必要な土地の面積は1年で1200坪+αくらいって結果になりました。

 

f:id:helloyagies:20200102132137p:plain 大型のヤギなら、これの1.5~2倍以上

 

f:id:helloyagies:20200102132137p:plain 濃厚飼料野菜クズ市販のエサに頼らないならもっともっと広い土地が必要。

 

f:id:helloyagies:20200102132137p:plain 餌のほとんどを市販のものにして、糞尿を別の方法で処分できるなら、タタミ4.5畳でOKなのかも~。