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動物飼うと、もれなくついてくるオシッコ問題。ヤギもご多分に漏れず。おしっこを、敷きワラの上とかこぼれた餌の上とかそこらじゅうにしてると、ジメジメして不潔になるし、なんでもかんでもおしっこクサくなるし、あちこちでハエが産卵。そんな環境だと、きっと健康によくないし、掃除もタイヘン。 って言っても、犬とか猫みたく、ヤギもトイレ覚えるの
結論から言うと…、我が家のやぎーずはそれぞれのトイレでおしっこします。 今日はむぎちゃん編。ヤギのむぎちゃんがどんなトイレを使ってるのか?ヤギにどうやってトイレをしつけるのか?ヤギのおしっこのニオイ対策などなど、ご紹介します~。
目次
- むぎちゃんのおトイレ
- おしっこマットのポイント
- むぎちゃんのトイレトレーニング
- おしっこマットの導入
- むぎちゃんのおしっこタイミング
- むぎちゃんのおしっこ見てて~
- 草食み中はトコロかまわず
- 発情中はナリフリかまわず
- 雨の日と雪の日のおしっこはムズカシイ
- ヤギのおしっこ臭対策
むぎちゃんのおトイレ
むぎちゃんのおトイレはとってもシンプル。屋外で土の上におしっこマットを敷いただけ。 普段は土間コンクリートの上と小屋の中で過ごしていて、おしっこしたい時だけ土の上に行きます。大地がおしっこを吸収してくれるし、土中の虫とか微生物が尿もニオイも分解してくれるし、おしっこを処分しなくていいし、掃除はラクだし、飼い主としては願ったり叶ったり~。基本的にはポロポロ散らばるうんちを掃き取るだけ。
おしっこマットのポイント
我が家のやぎーずのおしっこマットは、要するに玄関マット。土の上を嫌がらないヤギなら、おしっこマットは不要。でも、むぎちゃんホントは土の上がキラ~イ。だって、土の上でオシッコしたら、土とおしっこで足が汚れるんだもの~。そんなむぎちゃんのためにも、飼い主がラクにお掃除するためにも、おしっこマット選びはけっこう重要。ポイントはこんな感じ。
おしっこが撥ねにくい。
おしっこも雨も地面に落ちる。
おしっこや雨が吸収されたり溜まったりしない。
ヤギがはみ出にくいよう、小さすぎない。
移動がしやすいよう、大きすぎない。
うんちが目詰まりしにくい構造。
うんちを掃き取りやすいよう、溝や凹みなどのデザインがない。
ヤギが怪我をしない安全で快適な素材。
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むぎちゃんのトイレトレーニング
むぎちゃんが土の上でおしっこすることになったのはナント、偶然! はじめはコンクリート上で飼うのか、草の生えた土の上で飼うのか、どっちがベターなのかわからないし、とりあえず、どっちでも好きに動ける位置にリードつないで、トイレの場所はあとで考えよ~って。でも、そんなコト考えてる飼い主をよそに、むぎちゃんは普段の生活をコンクリート上で、トイレは土の上。自分でちゃんと使い分けてる~っ
さらに観察してると、むぎちゃんはオシッコがはね返らない場所でおトイレしたいんだってことも判明。特に女の子は腰を落としておしっこするから、足とかお尻へのおしっこ撥ねが気になるの~。『足が汚れる土』vs.『おしっこが撥ねるコンクリート』で比べたら、むぎちゃん的には、『おしっこが撥ねにくい土』のほうが良いってコト。むぎちゃんの好きなおトイレ環境ランキングはこんな感じです。
1位 おしっこマットの上
2位 砂利の上
3位 土の上
4位 草の上(夏)/雪の上(冬)
5位 コンクリートの上
6位 スノコの上
これがわかってくると、トイレトレーニングとかしつけとかいうよりも、むぎちゃんがおしっこしたくなるようなトイレ環境を整えてあげて、ちゃんとトイレでおしっこできたら褒めるだけ、という感じになりました~。
おしっこマットの導入
初めの頃からコンクリートよりも土の上を選んでおしっこしてたむぎちゃん。それでも土が踏み固められると、オシッコが撥ね返りやすくなるし、凹んだところに水たまりができちゃうし、おしっことか雨で足が汚れるデメリットも。
ということで、玄関マットを敷いてみることにしました。買ってきたおしっこマットを見て、警戒心いっぱいのむぎちゃん。予想通りの臆病虫~。で、飼い主がマットの上にしゃがみこむ。『このマットの上で、こうやって、おトイレするといいんだよ~』お手本見せてあげると『そっかぁ~!』って安心してマネしてくれるむぎちゃん。なので、おしっこマットもすぐに慣れてお気に入りに。
むぎちゃんのおしっこタイミング
むぎちゃんがおしっこする主なタイミングはこんな感じ。
飼い主がそばに来て安心した時
怖いコトが過ぎ去って安心した時
嫌なコトから解放されて安心した時
つまり、ヤギって安心した時にじょ~って漏れちゃうらしぃ~。なので、我が家ではやぎーずのおしっこのコトを別名『安心じょ~』と呼んでます。
このタイミングでヤギをおトイレに誘うと、トイレトレーニングはかなりうまくいくハズ。
むぎちゃんのおしっこ見てて~
ヤギがおしっこする時って完全無防備。被捕食動物としては『今、襲われたらどうしよ~』ってビっクビク。特に不安症ヤギのむぎちゃんはおしっこしたい時、飼い主に視線を送って『おしっこするから見てて~』のアピール。でも、飼い主が掃除とか他の作業に夢中で気がつかないと、ちょっぴりイラっ。『こんなにアピアピしてるのに見てくれないなら、え~い、こうしてやるッ』ごくたま~に、わざとコンクリートの上でおしっこして『ふんッ!』て顔。おしっこ撥ねるのにね~。
草食み中はトコロかまわず
おトイレの場所を決めてるむぎちゃんでも、森や野原にでかけて草食みしてる時は、しかたなく、どこでもおしっこします。むぎちゃん的には、草がお尻に触れてイヤなんだけどぉ~。飼い主としては、肥料散布にも役立ってくれてるやぎーずに感謝、感謝!
発情中はナリフリかまわず
いくらおしっこの撥ね返りがイヤなむぎちゃんでも、発情期間中はナリフリかまわず。生活の場であるコンクリート上で雄ヤギのじろ君におしりを向けておしっこします。魅惑のおしっこ臭で雄にアピール~。コレで、ニオイを分解しないコンクリートに毎回おしっこ臭が染みつくコトに。発情中の本能的な行動については今のところ打つ手ナシです。
雨の日と雪の日のおしっこはムズカシイ
スノコの上はおしっこが撥ねるし、小屋の中を汚すのがイヤなむぎちゃんも、雨の日と雪の日は外のトイレに出たくない~。 雨の日は『ぺちょぺちょしてて足が濡れるのイヤ』だから、小降りになったら傘さしてトイレに誘導。 雪の日は『寒いし足冷たいし、雪に埋もれてどこがトイレかわからないよぉ~』なので、雪が小降りになったら雪かきしてトイレに誘導。
それでも、雨や雪がやまないとおしっこタイミングをのがすこともあるし、むぎちゃんは飼い主が近くにきた時点で『安心じょ~』しちゃうので、雪かきしてるあいだに小屋の中で漏らすコトも。コレやっちゃった時は『小屋の中のぞかないで!』って気まずい顔。それもまた、かわゆし~。
雨の日におしっこに出たくないむぎちゃんの駄々こね具合は、別記事でアップしたいと思います~。
ヤギのおしっこ臭対策
ヤギのうんちは臭わないけれど、残念ながらヤギのおしっこはニオイが・・・。我が家のやぎーずトイレ臭対策の基本はこんな感じです。
・マットの位置をちょくちょくずらす
・マットをちょくちょく乾燥
・マットをたま~に水洗い
とりあえずこれだけでも、土と空気と水と太陽がニオイ分子を分解してくれるので、おしっこ臭問題はかなり解消。
それでも、ずっと同じ場所におしっこをさせてると土壌の分解力が追いつかなくなるので、ときどき小屋の裏にトイレしてもらったりします。トイレ場所を移動することで一定期間土壌を休ませてニオイとか有機物を分解する力を回復できれば、持続使用が可能。
やぎーず臭に慣れすぎて、ほとんどマヒしてる飼い主の鼻ですが、さすがに高温多湿な日はニオイを感じるコトも。あと、お客さんが来るときとかは、やっぱり気になるぅ~。
そんなときに登場するのが頼みの綱『きえ~る』我が家で消臭の神様とあがめる魔法のようなバイオ消臭剤です。有機物を分解してくれる菌を利用するものだから、ヒトにもヤギにも環境にも安全安心。
大きなボトルから使う分をスプレーボトルに移し替えて、ニオイのする辺りにシュシュシュ~。デメリットは値段がお高いコト。だけど、少量しか使わないし、即効性も持続性もあって、1ボトルでかなり長期間使えます。
我が家で使ってるのは茶色いけれど、土にかけるものだから色つきは特に問題ナシ。最近出てる透明のは、用途も少し違うし、茶色いのよりさらにお高いので~。
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(我が家で使ってるバイオ消臭液。ちょーオススメです!)
おしっこ臭対策の他に、我が家で行なっているヤギのニオイ対策は、そのうち別記事でご紹介したいと思います~。
ヤギのうんちについてはコチラの記事をどうぞ。
helloyagies.hatenablog.com