ハローやぎーず

~ヤギの里親募集ブログ~

ヤギを飼う前に: ヤギにとって安全な環境づくり

*本ページはPRを含みます。

ヤギを飼うにあたっての我が家の大仕事。f:id:helloyagies:20190322115528p:plainf:id:helloyagies:20190320102252p:plain それはヤギにとって安全な環境の整備。f:id:helloyagies:20190322112555p:plainf:id:helloyagies:20190322112555p:plainf:id:helloyagies:20190322112555p:plainf:id:helloyagies:20190322134546p:plain ヤギを飼ったら、もちろん草食みしてもらって、時々は一緒に森の中をお散歩した~いf:id:helloyagies:20190320105547p:plainf:id:helloyagies:20190325225828p:plain ヤギがうしろをついて来てくれたら嬉しいな~。f:id:helloyagies:20190320104532p:plainf:id:helloyagies:20190330214459p:plain

 

目次

 

f:id:helloyagies:20190320102401p:plain 我が家の環境でヤギと安全に暮らせるのか~? f:id:helloyagies:20190320102401p:plain

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f:id:helloyagies:20190330212821p:plain 我が家の敷地には森と丘とほんの少しの草地があります。f:id:helloyagies:20190330215608p:plain

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain  獣道とヒトの散策路以外はほとんどがヤブ状態で、植生はとにかく多種多様。

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain  あらゆる野生生物が暮らしていて、いろんな声も聞こえます。

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain  声と言えば、人工的な大きな音や不法侵入者もたびたび。f:id:helloyagies:20190325221537p:plainf:id:helloyagies:20190328112557p:plain

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain  近くに住むヒトはいないから迷惑をかけることはなさそ~。f:id:helloyagies:20190823111950p:plain

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain お隣の敷地には倒壊しそうな建物があったり、ガラスやゴミも散乱。f:id:helloyagies:20190823111504p:plain

f:id:helloyagies:20190330212821p:plain  古井戸や排水溝なんかもあったりして~。f:id:helloyagies:20190330221816p:plain

 

f:id:helloyagies:20190330212727p:plain 手始めに、草地エリアの植生管理 f:id:helloyagies:20190330212727p:plain

ヤギを飼い始める前にしたコトは、ヤギに草食みしてもらいたい草地エリアの植生コントロール。ヤギがお腹を壊すような有毒植物と、ヤギやヒトが怪我しそうなトゲトゲがひどい植物を除去しました。実際にヤギを飼ってみると、ほかにもヤギのイヤがる植物があるf:id:helloyagies:20190330222112p:plainっていうのがわかったので、それも少しずつ除去。それでも草食みしてもらうときは毎回その周辺の植生チェックをしてから。f:id:helloyagies:20190330224653p:plainf:id:helloyagies:20190330224708p:plain 完全な除去はむずかしいので繋ぎ飼いが一番安心。

 

f:id:helloyagies:20190330212727p:plain 次に、森の散策路を再整備 f:id:helloyagies:20190330212727p:plain

ヤギとお散歩ができるように森の植生も再整備しました。草地部分と同じように、散策路両脇に生えている有毒植物やトゲトゲ植物もできるだけ除去。本来の自然の植生を破壊しないようにバランスをとるのが難しいところ。それでも、散策路沿いには毒やトゲのある植物がところどころ残ってるので、そんな場所を通るときは、ダ――ッシュf:id:helloyagies:20190328113613p:plainf:id:helloyagies:20190328113613p:plain 寄り道しないか毎回ドキドキ~!だけど、飼い主が走れば『待って~!』とついてくるヤギの可愛い習性はかなり使えます。

 

f:id:helloyagies:20190330212727p:plain ムズカシイのは、野生生物との共生 f:id:helloyagies:20190330212727p:plain

野生の生き物を管理するなんてできるハズもないし、本来の自然の生態系をヒトの都合で急激に変化させるとロクな事が起こらないのでNG。そうは言っても、野生動物と自然環境を共用することで、ヤギやヒトの健康が損なわれる状況は、できることなら避けたい。。。f:id:helloyagies:20190327201305p:plainf:id:helloyagies:20190330225225p:plain

 

とりあえずは、ライム病なんかの病原体を運ぶ小さな生物『マダニ』の対策北海道で一番たくさんのマダニを広範囲に運ぶのは大型動物のクマとシカ。彼らと直接接触することがないよう一定の範囲を電気牧柵で囲いました。結果、電牧によるマダニ生息数の減少効果は大f:id:helloyagies:20190320102211p:plainf:id:helloyagies:20190330224936p:plainf:id:helloyagies:20190327134611p:plain タヌキやキツネ、野良猫、イタチ科、ネズミなんかの小動物は下をくぐれるので自由に行き来してますが、これはショーガナイとして。

 

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 f:id:helloyagies:20190730074356p:plain我が家で使ってる電気牧柵はガラガー製品。絶対オススメ!電気柵のメリット&デメリットは『ヤギ除草のための環境整備』の記事でどうぞ~。)

 

それでも、小型の肉食野生動物やワシタカ類を必要以上に寄せ付けない最低限の工夫は必要。仔ヤギが生まれたら食べられちゃうかもしれないから~f:id:helloyagies:20190320102252p:plainf:id:helloyagies:20190325200241p:plainf:id:helloyagies:20190330225556p:plain対策の1つとして、魚なんかの生ごみはきちんと処理して堆肥場にまくことに。我が家のやり方は簡単。生ゴミを細かく砕いて木灰とヤギの糞尿を混ぜるだけ。やぎーずの糞尿にまみれた超アルカリな危険食品は、さすがのカラスもつつくのを諦めます。f:id:helloyagies:20190331073357p:plainf:id:helloyagies:20190330223326p:plain

ハローやぎーず-ヤギを飼う準備-ヤギにとって安全な環境づくり-野生動物-キタキツネ

我が家の森に暮らすキタキツネ

f:id:helloyagies:20190330212727p:plain 問題は、不法侵入者や人工的な大きな音 f:id:helloyagies:20190330212727p:plain

ここ北海道は不法投棄や銃を持った不法侵入者が多い地域なので、監視カメラや立入禁止看板を設置しました。f:id:helloyagies:20190330143135p:plainf:id:helloyagies:20190324130159p:plain 彼らの接近は野生動物とは全く次元の異なる恐怖。ヤギもヒトもガクブル~f:id:helloyagies:20190330223220p:plainf:id:helloyagies:20190330223250p:plain 我が家では物音や声がすればすぐにやぎーずとお互いの姿を確認できるよう、ヤギ小屋を家のすぐそばに設置しています。我が家の恐がりやぎーずは、頭上を飛ぶ軍用機や道路から聞こえる大型車や工事車両の音にもオロオロします。これはさすがにどーしようもないので音が過ぎるのを待つのみ。。。f:id:helloyagies:20190331075008p:plain

 

f:id:helloyagies:20190330212727p:plain 最後に残るは、隣地のゴミや危険な人工構造物 f:id:helloyagies:20190330212727p:plain

これは電気牧柵で分断することによっておおまかに解決できました~。ゴミが落ちてるとヤギが間違って食べてしまうかもしれないし、ガラスや金属は踏むと足を怪我して破傷風に感染する可能性が。浮石ですってんころりんするような我が家の運動音痴やぎーずの場合、溝にずり落ちて足を捻挫するのも心配。一旦キレイにした場所でも、風でゴミが飛んで来ていないか、不法投棄されていないか、目を光らせます。f:id:helloyagies:20190330203553p:plainf:id:helloyagies:20190330203553p:plainf:id:helloyagies:20190330203553p:plainf:id:helloyagies:20190324130159p:plain 

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こんなふうにして、ヤギを飼う前に始めたやぎーずのための安全な環境づくりは、飼い始めた今も日々続いています。目指すは、 ゴミがなくて、毒やトゲのある植物が少なくて、感染症のリスクが少なくて、不審者も入って来にくい環境~f:id:helloyagies:20190323105130p:plain 結局それってヤギだけじゃなく、ヒトにとってもより安心安全で快適~f:id:helloyagies:20190320102211p:plainf:id:helloyagies:20190322145009p:plainf:id:helloyagies:20190322102931p:plain 日々の環境整備についてくわしくは下の記事でどうぞ~。f:id:helloyagies:20191213005644p:plain

helloyagies.hatenablog.com

 

ヤギにとっての有毒植物ヤギにとって危険な植物ヤギにとっての天敵、などについてもそのうち書いてみたいと思います~!f:id:helloyagies:20190327201602p:plainf:id:helloyagies:20190327200101p:plain

 

【まとめ】

ヤギを飼う前に、ヤギにとって安全な環境づくりをしたら、

f:id:helloyagies:20190326095041p:plain 電気牧柵が効果絶大!というコトがわかった。

f:id:helloyagies:20190326095041p:plain ヒトにとってもより安心安全快適な環境になった。

f:id:helloyagies:20190326095041p:plain 完全にはできないので、つなぎ飼いしたり、ヤギの習性も利用。