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『産後の母体は、全治1~2か月の大怪我をしたのと同じ状態』
って言われるくらい、
出産はほんとに、ほんとに、壮絶。
しかも
我が家の雌ヤギむぎちゃんは難産体質だから
分娩前後は普段以上に体調が心配。
微妙な動きや表情や悪露に注意して
トラブルを見逃さないようにします。
といっても
ヤギは生来ガマン強いし
もしも具合が悪くなってても、
見た目では気づいてあげられないかも・・・。
そんなとき
体調チェックのためにできるコトの1つが
検温 !
今日は、ヤギの体温測定について書いてみます~。
ヤギの体温とヒトの体温の違い
ヤギの体温とヒトの体温で、なにが違うかと言うと・・・
ヒトの平熱は36.6℃
ヤギの平熱は39.5℃
ヤギの体温ってヒトの体温より高いんだね~。
こんなふうに体温が高いから
北海道の極寒にだって耐えられるのかも~。
逆に、体温が高いから
北海道のちょっとした暑さでゼイゼイしちゃうのかも~。
で、体調が悪いと
ヒトと同じように微熱があったり、高熱が出たりします。
40~41℃なら 微熱
42℃以上なら 高熱
産後に高熱が出てるようなら、
子宮に胎盤が残って炎症を起こしてたり、
感染症にかかったりしてる可能性が考えられるそう・・・。
そうなれば、すぐに獣医さんの診察を受けて
抗生物質を処方してもらったりすることになります。
逆に、ヤギが低体温症になると、命の危険が~。
特に寒い時期に生まれた仔ヤギは体温が奪われやすいから要注意。
ヤギの検温に使う体温計
体温は体に触れないで
一秒で『ピッ!』って測る便利な時代に。
https://item.rakuten.co.jp/eirigoods/tok3/
ただ、この非接触型の体温計は体の表面温度を測るもの。
毛深さとか外気温にも左右されるし
正確性には少々疑問アリかも・・・。
我が家で使ってるのは、今では古めかしくなったこの電子体温計。
ヤギの体温を測ると、うんちが付いちゃうけどね~。
どちらにしても、ヤギに使うならデジタル式が絶対オススメです。
まだまだ寒い出産シーズンに
水銀で体温測定するアナログ式だと時間がかかってツライし、
落ち着きのないヤギは少しの時間もじっとしていられないから~。
我が家で使ってるのと似た感じの体温計はコチラ。
https://item.rakuten.co.jp/bell-world/omuron-mc-246/?l2-id=pdt_sl_item_iname_4#10000587
ヤギの検温方法
ヤギの体温の測り方はとっても簡単。
尻尾を上にあげて
体温計の先端の銀色部分をお尻の穴に入れるだけ~。
デジタル体温計なら数秒~数十秒でピッと鳴っておしまい。
デリケートなお尻の穴に入れるものだから
体温計の先端は、できれば太めよりも細めがいいのかも~?
体温が妙に低く表示される時は
体温計がうんちに刺さってる かもしれないから
もう1度測り直し。
妙に低い時は、遠慮しすぎてるかも?
しっかりお尻の中まで差し込んで
もう一度図り直し。
ヤギは体温測定中も動いたり嫌がったりするから
我が家では搾乳枠(削蹄枠)に入ってもらいます。
雌ヤギむぎちゃんの体温測定
ここからはむぎちゃんのお尻の穴のドアップ写真をお見せします。
お食事中の方はご注意を~。
我が家では、お産の前から心配で熱を測ります。
左手でしっぽを上げて
右手に持った体温計の先端をお尻の穴に入れます~。
むぎちゃん、しっぽを掴まれるのは大キライ!
デリケートなお尻の辺りに触られたくないから
へっぴり腰になっちゃう~。
けど、
熱を測っているあいだはワリと大人しくしてくれます。
丸い先端が少し入るだけだから痛くはないハズ。
お産前の大切な時期。
この日の熱は39.6℃くらい。
ってコトは、平熱よりやや微熱に近い感じ。
引き続き、気をつけて様子を見ます。
それから1週間後のお産数日前。
もう一度熱を測ると39.9℃。
少し高めなのは、分娩の兆候か・・・。
とりあえずは平熱から微熱の範囲だけれど、要注意。
ってな感じで、
お産が近づいてるサインの体温変化を何度か確認します。
ヤギの検温って、やってみると意外とかんた~ん!
我が家で自作してるヤギの搾乳枠については
またの機会にお伝えします~。