*本ページはPRを含みます。
おととし我が家でお迎えしたヤギ1号むぎちゃんは女の子。去年ヤギ2号の雄ヤギじろ君をお迎えして、いよいよ繁殖ができるようになりました~! むぎちゃんもじろ君も発情がきたら、がんばってもらうよぉ~。 ってコトで、今日は、繁殖のための第一歩、発情兆候の見つけ方について。
目次
オスやぎの発情
男の子ヤギは生後5か月にもなれば、いつでも繁殖準備オッケー! 年中無休で発情した女子をお待ちしております~。 草食動物の繁殖期はたいてい秋。周年繁殖できる種類のヤギでも、やっぱり秋は特にソワソワしちゃうみたいです。
繁殖期の秋になると、野生の雄ジカが『ぬたうち』するのと同じように、雄ヤギもおしっこを自分のおなかや肩や手や顔めがけてピュ―!女子にアピールするためのフェロモンを身にまとって求愛準備します。だから、繁殖期の雄ヤギは、おしっこ臭たっぷり&黄土色…。ヒトには理解できないけど、メスヤギには、それが魅惑のニオイ~。
あと、ソワソワする時期は特に、女子の体臭とかおしっこのニオイをかぐと、フレーメン反応しちゃいます。白目で上唇めくる恍惚の表情、個人的には好きになれないけど、雌ヤギにとってはコレも気になるアピールポイントなのかも~
そして、発情した女子が近くに来てくれた暁に、馬が合う、いや、山羊が合うなら、オスやぎ君は大興奮して求愛をはじめます。ヤギの求愛行動については、また別記事で書いてみたいと思います~。
オスやぎ じろ君の場合
我が家のじろ君は、4か月くらいですでに一人前な様子を見せてました。 毎朝起きてしばらくすると、腰をにゅ~っと丸めてへこへこにょっき~ん よく見ると、白い液体が小屋の中や外に数滴ぽたぽた。(詳しい説明は割愛ッ。)まだお母さんのミルクを飲んでるちっちゃい仔ヤギでも、ちゃんと生殖機能があるって~じろ君本人も、自分の体の変化になんだか戸惑ってるような表情~。
繁殖期の秋、9月くらいからソワソワがだんだん激しくなってきて、10月から種付けが完了するまではソワソワMAX!雄の本能が爆発します。 むぎちゃんの発情がくるたびに、くっつきたくてくっつきたくて、首輪を引きちぎるほどの大騒ぎ~ 『うえ゛っ、うえ゛っ、うえ゛~~~』変な雄叫びもあげちゃいます。
恐怖のおしっこシャワー、じろ君もやっぱり時々やります。噴射の勢いと方向をコントロールするところがスゴイ 子孫を残すための1ステップとはいえ、クサい&キチャナイって、どーなの じろ君 『ぼくに聞かれてもねぇ~』
イケメン台無しのフレーメンも生理現象、だからしょーがナシ。じろ君は、むぎちゃんのお尻やおしっこのニオイを嗅いだ時だけでなく、ホウキとかちりとりとか、むぎちゃんのニオイがついた道具でもフレーメンしてました。
メスやぎの発情
一般的に女の子の発情周期は20日前後。こんな感じで2~3日続くようです。
外陰部から粘液が出る
外陰部が腫れぼったくなる
しっぽをピコピコ振る
しっぽが上向きをキープする
体をすりすり寄せてくる
昼夜問わず大声で鳴きまくる
興奮して走り回る
イライラして八つ当たりする
オスのほうに行きたがる
女の子同士でも乗りたがる
メスやぎ むぎちゃんの場合
問題はむぎちゃんの発情。コレまた、わかりづらくて、難易度高い~。 どのくらいムズカシイかというと、こんな感じ。
外陰部から粘液が出る
ビミョーすぎて決め手にならない。
外陰部が腫れぼったくなる
普段との違いがさっぱりわからないっ。
体をすりすり寄せてくる
普段からしてるから~。
昼夜問わず大声で鳴きまくる
ぜんぜん鳴かない。
興奮して走り回る
したコトがない。普段よりも多少そわそわしてるような印象…?けど、むぎちゃんはいつでも落ち着きのない子だから決め手にならない。
イライラしてつ八当たりする
まったくナシ。
オスのほうに行きたがる
オスがいればわかるけど、いなければわからない。
女の子同士でも乗りたがる
メスが2頭以上いればわかるけど、いなければわからない。
こんな状態に加えて、むぎちゃんの発情周期は不規則で予測不能。発情終わったと思ったら、また2日後やら1週間後に発情っぽくなったり、たった半日だけ発情してたり、2か月くらいなにも変化がなかったり~。
むぎちゃんの発情兆候で唯一わかりやすかったのは、しっぽの動き。発情がきたら、しっぽが上向きキ――プしながら、ピコピコ~。小屋の横に立ってると、しっぽが壁に当たってタンタンタンタンが続きます
そんなむぎちゃんでも、きっと雄ヤギ君がいれば、反応して発情兆候も変わるんでないの~と都合のいいように期待。最後はむぎちゃんの『雌として子孫を残すための本能』を信じて、お婿さん候補の雄ヤギを迎えるコトにしました。
結果・・・
おぉ~~~ むぎちゃんは期待どおり、雄ヤギじろ君の好き好きアピールで、ちゃんとわかりやすい発情兆候を示してくれるようになりました。じろ君が来てから迎えた秋に、ハッキリわかった発情兆候はこの2つ!
外陰部から粘液が出る
パッと見では粘液が出てるかどうかわからないけれど、しっぽの付け根の毛が濡れるコトでバッチリ確信が持てるようになりました~!
オスのほうに行きたがる
じろ君にお尻を見せたがるし、わざわざじろ君にお尻を向けておしっこするし、ソワソワ感も普段とは明らかにレベルが違ってるぅ~ リード放すと、じろ君のところへまっしぐら~!
ところで、調べてみると、雄ヤギのフェロモンで雌ヤギの発情が誘引されるっていう研究結果がちゃんとありました~! 自然の摂理って、やっぱりちゃんとできてます。