ヤギは乾燥に強いそうで、それでもお水はちゃんと飲みます。でも我が家では、やぎーずがいつでも自由にお水を飲めるようにしてません。というのも。。。
目次
ヤギの水飲みを自由にさせない理由
水を床に置くと、ひっくり返す。
ヤギは、濡れた床がキライ。居心地ワルイもの~。
ヤギが飲んだ水の量を把握できない。
水を床に置くと、ゴミが入る。
ヤギは、ゴミが入った水は飲んでくれない。
壁かけ式にすると、飲みにくいしジャマ。
ヤギによっては、邪魔な物をどけようと破壊する。
棚に置いても、水は新鮮でなくなる。
ヤギは、喉が渇いても、古くなった水は飲んでくれない。
水を入れたままだと、容器がヌメる。
ヤギは、ヌメッた水は飲まないし、容器を洗うのも面倒。
夏は、水の中にハエや蚊が産卵する。
ヤギは、虫のついた水なんて飲まないから~。
たくさん水を飲む冬は、大きな容器が必要。
大きな容器は場所ばかりとってジャマ~。
極寒の北海道では水が数分で凍る。
ヤギは、凍った水は飲めないよ~。
地表の水は寄生虫症に感染する恐れアリ。
川水や湧水は凍らないけど、エキノコックスがコワ~い。
牛用ウォーターカップは非現実的。
配管工事が必要だし、場所もとるし、費用高すぎ~。
我が家のやぎーずの水やりスタイル
与えるのは汲みたての飲用井戸水。
水飲み用のお皿をカラの状態で棚の上に置いてます。
お水はペットボトルに入れて朝と夕方の1日2回、食事と一緒に持って行き~、
『お水飲む?』と聞きながら、お皿を地面に置いてペットボトルの水を注ぐと~、
ヤギは『ペットボトル=お水』『お皿=お水』と覚えてくれます
夏は少ししか飲まないので、2頭で500㎖のペットボトル1本。
冬はたくさん飲むので、2頭で1ℓのペットボトル2本。
ペットボトルの残量とお皿に飲み残した量で、飲んだお水の量がわかる
2ℓのペットボトルは重くて片手では注ぎづらいのでNG。
1頭ごとに1ℓボトル1本なら、1頭が飲んだ水の量を把握するのがカンタン。
お水がほしい時は、ペットボトルを見ただけで、しっぽをピコピコふりながらうれしそうな顔して『お水飲む~!』と教えてくれるし、
すご~くお水がほしいときは、こちらからお伺い立てなくても、棚のお皿を鼻先でさして『ここにお水くださ~い』と注文するようになります。
お水がいらないときは、お皿とかペットボトル見せても、ぷいっとそっぽ向くので、そんな時は水を注ぐ必要もないし。
はじめにあげる水の量を少なくすると、もっと欲しい時はお皿をなめてくれます。可愛いペロペロが見られる上に、お皿がキレイになって洗う手間もカット~!
足りないときは、ペットボトルとお皿を鼻先で交互にさして『もっとちょーだい!』とおかわりを催促。
ヤギの水飲み量や頻度は不規則
ヤギは乾燥に強いというし、生草を食べる夏の間は1週間くらい水を飲まないコトも。
かと思えば、ゼ~ゼ~するような猛暑日はやっぱり喉が渇くから1リットルがぶ飲みするコトも。
冬は乾燥してる食事が多いので、毎日お水をゴクゴク~。それでも、一口しか飲まない時もあったり。
夏だろうと冬だろうと、授乳や搾乳してるママヤギはミルクに水分とられちゃうから、毎日たっぷり泌乳量分以上のお水が必要だし。
ヤギがいつどんな時にどれくらい水を飲むのかは、かなり予測不能。 だから、いつでもヤギのほうから『お水ください』のサインを出せるようにして、水飲みの量と頻度を把握する、というのが我が家流です。ヤギとヒトがコミュケーションをとる機会の1つだし、なんと言っても、お水を注文するやぎーずのかわいい表情や仕草を見れるのが、やぎバカにとっては幸せ~
ヤギの水の飲み方が癒される~
ヤギは口先をすぼめる感じにして『ちゅ―――』と吸い上げて飲みます。
雌ヤギむぎちゃんは音をたてずに上手に飲むけれど、じろ君は、犬みたく『ぺろぺろ』したり、『じゅるじゅる』って音が出たり。最近はだいぶ上手になったけれど、やっぱり『ぢゅ―――、ぢゅぢゅ』って音出しながら飲んでます。
かわいいやぎーずの水飲みショット
まずは、むぎちゃんから。
お水を注ぐ前からお皿に口をあてて用意してま~す。
お水もらってうれしいとき目がまんまるくなります。
お手てを揃えてちゅーー
『もっとちょーだい』
はい、どうぞ
お水おいしいねー
とくに冬の間、むぎちゃんは何回もおかわりしてたくさん飲みます。
お次はじろ君。
前髪が長くてお顔がみえないね~。
じろ君も『もっとちょーだい』
少し多めにいれないと、まだあんまり上手に飲めないじろ君。
やっとイケメン顔が撮れたと思ったら終了。 じろ君はむぎちゃんほど飲みません。男の子だし結石がちょっぴり心配~。