我が家のやぎーずは現在、雄ヤギじろ君と雌ヤギむぎちゃんの2頭。今日は、その2人、いや、2山羊が初めてご対面した日の様子について。
お婿さん候補のじろ君をお迎えしたのは、むぎちゃんが我が家に来て10ヶ月ほど経った夏の日。
ヤギ飼いパパさんの運転するトラックで到着した生後4か月の白ヤギじろ君です。パニックで飛び出さないように、小屋の入口をコンパネでふさいでます。じろ君、スキマから、外のぞいてるぅ~
それまでじろ君は、お母さんや兄弟や親戚のおばさんたちと一緒に大家族で生活してました。突然ひとりぼっちにされて、トラックの荷台に乗せた小屋に閉じ込められて、道中ず―――っと大泣きしてたそうです。これからどこに連れていかれるの~?ぼくは一体全体どうなっちゃうの~?さみしくて、不安で、コワくて、ビックビクの心臓バックバク~。
あまりに号泣するから、ヤギ飼いパパさんが途中でトラックを止めて様子見ると、おしっことうんちをおもらし。ヤギって、だれかが近くに来てくれると安心して漏れ出ちゃうのぉ~。
その日まで、お母さんのミルクを飲んでたじろ君。用意した敷物では吸い取り切れない量のおしっこと、赤ちゃん特有のぺちゃぺちゃうんちにまみれて、とんでもなくキチャナイ&クサいことに
さて、いよいよ我が家に到着したじろ君を、むぎちゃんがお出迎え~!
あれ なんか、白くて、ちっちゃい子がいるね。
興味しんしん~~~
こっち見てるね。
ごあいさつしてみたいけど。
なんだか恥ずかし~
ごあいさつして、だいじょぶなの
でも、ひとりではトラックの荷台に乗れないよ。
お上品で運動音痴なんだから~。
やっと荷台に乗せてもらえた。
はじめまして。むぎちゃんと言います~。
うっわ~、クチャいよ~。
もっかい、ニオイかいでみよー。
はぁ~クサい。 けど…、なんだか
背中の毛が立ってきちゃった~
ヤギの家族の中で暮らしてきたじろ君は、この頃まだ感情や表情があんまりなくて、反応はごく薄。目がつりあがってるし、アイコンタクトも知らない。だけど、イヤな感じもなく。てゆーか、じろ君もモジモジしながら背中の毛が突っ立ってる~!!ってことはむしろ、むぎちゃん好っき~。 その日から、むぎちゃんなしでは生きていけないじろ君になりました。
むぎちゃんは、小さな新入りメンバーに大興奮 おだっちゃって、先輩風吹かしまくり~~~ じろ君の体が自分と同じくらい大きくなるまで、じろ君をからかったり、自分から頭突きしたり、ちょー上から目線なのでした。