やぎーずが可愛いすぎて、なんだかときどき忘れてしまうコト。それは、我が家でヤギを飼いはじめた時の、そもそもの目的。
そうだ。ヤギは、草刈りしてもらうために飼ってるんだった~っ。ということで、今日はその肝心のヤギのお仕事ぶりについて書いてみましょう。
果たして、我が家のやぎーず除草隊はちゃんと除草係として役に立ってるのか~?ヤギ除草の仕上がりも現場のビフォーアフター写真でお見せします。
初の『ヤギ除草』カテゴリー記事登場です~。
目次
むぎちゃんの除草
[ビフォー]
この日は午後一で現場の草地に出勤して頂きました。森の近くなので、帰化植物よりも美味しい在来種が多い場所。普段からよく食べるエゾヨモギやらミツバやらオオイタドリやらがだいぶ伸びてきてます。がんばって食べてくれるかな~?
[途中]
1時間半後のようす。
ん・・・?
なんにも変わってない。
てゆーか、
ずっと同じトコにどって~り座ってるよね、むぎちゃん?
それも、できるだけ森から離れるようにして~。
まぁ、もう少し様子見ましょ。
[アフター]
そこからさらに1時間後。
えっと~。
草がちっとも減ってませんけどぉ~?この2時間半、ただただ森のほうを眺めて警戒するばかり。もぉ~太陽が傾いてきちゃってるよ~。おなか空いても草食みしないの~?
やっと立ち上がって、草食みはじめるかと思ったら、木にぶら下がるツルウメモドキの葉っぱを2~3枚かじっただけで、終了~。
てな感じで、
むぎちゃんに草刈りを担当していただくのは、も~すっかりあきらめちゃうワケです。
むぎちゃんがなぜ草食みしないのか~???については下の記事でどうぞ~。
じろ君の除草
[ビフォー]
さて、じろ君には低い草がたくさん生えてる場所を担当して頂きます。草地に出ると即モグモグ開始!
背の低いシロツメクサをメインにひたすらモグモグ。
暑さにもまけず寝ながらモグモグ。
ぼけ~っと座ってるだけのむぎちゃんを横目にモグモグ。
[途中]
近くにめぼしいのが少なくなってくると、少しでも遠くの草を求めて『膝つきモグモグ』。横から見ると、三角形の体勢になってるぅ~。
で、それも届かなくなると、飼い主にアイコンタクトで合図します。
『そろそろ次のとこに移動したいです~』
なのに、飼い主がいつまでもぐずぐずしてると、ついにはおっきな声で鳴いて知らせます。
『あああああ~!おいしいとこに移動させてくださぁ~い!』
[アフター]
一見ぜんぶが緑の草地だからわかりにくいけれど、赤で囲ったところが、じろ君的に食べ終わった部分。一面に咲いてたシロツメクサの白い花がすっかりなくなってます~。
横から見ると、草の高さが違うのもわかるでしょか~?
こうして少しずつ奥へ奥へと移動しながら草刈りして頂きます。
てな感じで、草の量が少ない春先であれば1日10㎡くらいずつすすむという地道な作業ですが、じろ君はいつもなかなかいい仕事をしてくれるので助かってます~。
あ。モチロン、やぎーずに安全ハッピーな草食みをしてもらうため、予めの環境整備作業は日頃から飼い主の手でおこなってますよ~。
ヤギを飼う前に行った環境整備については下の記事をどうぞ~。
ヤギのための環境整備について、もっと詳しくは下の記事でどうぞ~。
【まとめ】
同じヤギでも、除草となるとさっぱり役に立たないヤギと、ちゃんとお仕事してくれるヤギがいる!という結果。以上、我が家のやぎーず除草隊のお仕事ぶりビフォーアフターでした~。