除角じゃなくて、『削角』?!
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我が家のメス山羊むぎちゃんは『無角』。つまり、ツノがありません。で、オス山羊じろ君は『有角』。つまり、ツノがあります。

生後1年が過ぎて、体が大きくなるとともに、じろ君のツノがだんだん太く、長くなってきました。『稜』もシッカリ入ってます。

そうそう。じろ君のツノの先っちょは、尖ってません。なぜって?それは『削角』してるから~!・・・『削角』・・・?!今日は、ヤギの『削角』なるものについて書いてみます。



目次
削角って???
はい、我が家のやぎーず用語です。ときどき角の先っぽだけをちょきんと切るコト。きっと、どの辞書にも載ってないでしょ~。

角を切るって言うと、思いつく言葉は『除角』。でも除角というと、ほんの仔ヤギの頃に焼きゴテ(デホーナー)で角芽を焼き切り、2度と角が生えてこないようにするコト、または角を根元からぜんぶ切り落してしまうコト。だから、じろ君の場合、除角ではないのです~。

除角とも違う、ヤギの角の先っぽお手入れ。なんて呼べばいいんだか~???とりあえず、蹄を切るのが『削蹄』だから、角を切るのは『削角』
ってコトにしときましょ~って感じで。読み方は『削蹄』が『さくてい』だから、『削角』は『さっかく』かなぁ~。

正式な呼び方があるのかどうかも知らないし~。どなたか知ってる方おられましたら、教えてくださ~い。

削角する理由って?
我が家でヤギのツノ先をちょきんとする理由はこんな感じ。



ツノが長くなると、頭が餌箱に入らなくなるから。
振り向きざまにツノ先が当たりそうでが危ないから。
横振りの危険度をすこしでも抑えたいから。
ツノが長くなると単純にジャマくさいから。
頭突きらしい頭突きはほとんどしないじろ君ですが、男の子だけに動きが荒いのと、ご不満があるときは当てなくても横振りしちゃいます。
じろ君のツノは外向きに伸びてるから横振りするとワリと危険。
フツーにじゃれてるだけの時もジャマだし、けっこう気が抜けない。
万が一当たっても、短いほうが破壊力は小さいハズだし。多少でもダメージを減らすということで、我が家では先っぽをチョキンとさせてもらってます。

削角に使う道具
【成長レベル1】小さい頃は…剪定ばさみ
直径1cmまで。片手でカンタンに切れます。



https://item.rakuten.co.jp/iwauchikanamonotenn/4976365120133/?s-id=bk_pc_item_list_name_n
(
我が家で何年も何本もリピして愛用してるオススメの剪定ばさみ。軽くて丈夫で使いやすくて切れ味ヨシ!削蹄にも使ってます~。)
【成長レベル2】少し大きくなったら…枝切ばさみ
直径1.5~2㎝まで。両手は必要だけど1回でサクッと切れます。



https://item.rakuten.co.jp/yamakishi/34945575/?l2-id=pdt_shoplist_title_item_1#10093427
(
普段はヤギ餌用の枝打ちに使ってるハサミ。長さが倍くらいに伸びるのが便利!)
【成長レベル3】ツノが堅いようなら…ボルトクリッパー
今回使った道具はコレ。直径2㎝くらい。両手は必要だけど、少しの力でパチンと切れます。ただ、我が家のボルトクリッパーだと、本来は鉄線なんかを切る道具なので切断径(開く角度)が小さい。だから、2回に分けて切りました。次回はもう使えないのかも~。



https://item.rakuten.co.jp/tatsumax/102-0544/
(
基本的にはヤギ用チェーンを切るときに使ってるハサミ。頼もしいチカラワザ担当!)
【成長レベル4】次に切るときは…ノコギリかな~?
けど、ガリガリしたら、じろ君きっとイヤがるだろな~。しかも、時間がかかるしチカラもいる。う~ん。



【成長レベル5】ノコギリも限界になったら…いよいよ電動工具の登場か~?!
ディスクグラインダーとか?レシプロソーとか?スーパーチキンのじろ君、耳元でうなる電動工具の大きな音に、果たして耐えられるのか~ッ?



https://item.rakuten.co.jp/auc-takahashisyouji/10000092011011/
(
ヤギ餌にする樹木を伐採するときに使ってるレシプロソー。充電式だからどこでも使えるし、刃を替えるだけで木でも単管パイプでも安全に切れちゃう優れもの!ヤギの削角には・・・まだ試したコトはありません。)
削角のタイミング
じろ君のツノは2~3㎝伸びるごとに切ってます。これまでに削角したのは、たぶん1年で3~4回くらい。伸びすぎて切るのがタイヘンになる前にこまめに切るのがいいのでは~?


どこまで削角できる?
我が家でちょきんとしてるのは、血が通ってない先端部分だけ。素手で触ってみて冷たく感じるところを確認して切ります。

角を切りすぎると…?
暖かく感じるところを切ると血管を切ることになるから流血の事態に~。

我が家でも一回やっちゃいましたが、
血の通ってるギリギリのところだったので、うっすら血がにじむくらいで済みました。血が垂れるほどではなかったし、じろ君も至って平気な顔だったし、そのまま放置して、幸い大事には至らず。


切りすぎて大量出血すると、見た目にひどいだけじゃなく、きっと痛いだろし元気も食欲もなくなるにちがいない~。
そうなったら、出血箇所からバイ菌が入らないように消毒して、あとは化膿しないことを祈りつつ安静にしておくしかないのかな~。根本から切断する除角となったら、もう命がけだぁ~。


https://item.rakuten.co.jp/backlash/4582503320046/
(
ちなみに、動物用にこんな止血剤があるから、心配なときは用意しておくといいかも~。)
削角の仕上げ
角をちょきんとした後の断面はガサガサ。ほっぺゴシゴシする時とか、こすられて傷するのもイヤなので、ヤスリでなめらかにします。グラインダーとかサンダーとか電動工具を使ったほうがラクだけれど、きっとじろ君がコワがるので、鉄工ヤスリを使って。切り口を削って丸くしておけばイケメン度も安全性もアップ!

角先のお手入れついでに、『稜』もあるていどヤスリで削り取っておくと、なおヨシ。なぜ『稜』を削るかと言うと・・・それは、また別立ての記事で触れたいと思います~。


じろ君の削角風景

それなあ~に?

これでじろ君のツノ、ちょきっとするの? 


じゃ、ひとつ、


ごあいさつを~。


ちょっと押してみる~。

う~ん、手ごたえが・・・ない。


鼻息ふ~ん。おいしそな匂いはしないねー。


もっかい、ごあいさつ~。


押っすぅ~。

よろしくぅ~~~。


ご挨拶がすんだトコロで、
左から、ちょこっと切れ込み入れて~。


1回では切れないから反対側からも、ちょき~ん。


はい、切れました。



なにソレ?



おいしいの?



あ、ボクの角の先っちょかぁ~。


もう1つのツノも切るの


はい、ちょき~ん。



で、今度はヤスリ

ごしごし~。


粉だらけ~。




お鼻がムズムズするよ~。


どう?
イケメンが磨きあげられてる?


あ、
たいして変わってないとか言わないで~。

ところで、
ちょきんとしたボクの角の先っぽ、
どーするのかなぁ~?

